9/27/2016

msb ニュースレター September

9月という月は夏と秋の中間にあって、二つの季節は混ざり合いながら夏は日ごとに退場し、時にはぶり返し、と言っている間にここ数日は秋の気配を感じます。澄んだ秋空は広々とした武蔵野を思いださせます。芸術の秋、仕事の秋。豊穣の秋はすぐそこまで来ています。

《支部展まであと1ヶ月です》

支部展まであと1ヶ月です。みなさま、もう参加登録はお済みになりましたか?そろそろDM(ダイレクト•メール、ポストカード)の制作を始めます。DMには参加者の名前が入りますので、まだ登録をされていない方はお急ぎ下さい。
また、交友会では長い間、制作から離れている方たちの参加を歓迎しています。こういう機会があると久しぶりに何かやってみようという気になるものです。どうぞ気軽にご参加下さい。卒業以来、始めて展覧会に出品される方には新人賞が本部(日本)より送られます。

お知らせとお願い

⑴ Live Paintingをやろう!という声が上がっています。そこで、ライブ•ペインティングに参加してみようという方はご連絡下さい。スペースの都合もありますのでお早めに。

⑵ クラフト展に参加される方、ご連絡ください。また、出品するものについてもお知らせください。

⑶ クラフト展のチラシを作って下さる方を探しています。ご協力をお願いいたします。

⑷ DMは日系新聞などへの広報のため、10月初旬までにデザインが必要です。現在の時点で制作に携わって下さる方は見つかっておりません。どなたか良いアイディアのある方は至急ご連絡ください。よろしくお願いします。

   上記のご連絡はすべて小柳津美香さんまでお願いします。

支部展の詳細

開催期間:11月5日(土)—11月19日(土) (日月は休み)
オープニングレセプション:11月5日(土)
クラフト展:11月12日
搬入:11月4日(金)
搬出:11月19日(土)

場所: Gallery Max New York
           522 Broadway, Suite 401 (buzz 9)New York NY 10012(Prince and Spring Street)
           212-925-7071   917-704-1743

参加費:$50

作品はエログロと汚れるものは禁止。作品サイズは昨年と同じくらい。展示台の都合上、立体作品の場合は平面部のサイズ12インチ四方以内くらいに収めて下さい。(高さについては余裕があります)

クラフト展は、2週間展示している作品とは別に、11月12日の一日限りの催しとなります。ジュエリー、アクセサリー、陶器、織物、布による製品(バッグ、スカーフ、テーブルトップなど)その他、ルームアクセサリー、絵画、習字、など。販売に関しては、作品制作者本人が会場にいることが必須です。

展示作品の販売価格の15%がギャラリーに行きます。(販売されない方は明記)
クラフト展は、売り上げの20%がギャラリーに行きます。

支部展前にスペースをご覧になりたい方は行く前に電話をして、ギャラリーが開いているかを確認して、自由にお出かけください。

《奥村泰子さん、Textile Study Group of NY主催、Yard Works に参加》

4月のニュースレターでご紹介したファイバー•アーティストの奥村泰子さんが、Textile Study Group of NYYard Works•に参加されます。今回はJuried Exhibition (審査制の展覧会)で、多くの作品の中から21人の作品が選ばれ、奥村さんはその中の一人として出品します。
毎回このグループの展覧会には規定があるのですが、今回は縦が1ヤード、横幅は12インチ、18インチ、36インチのいずれかを選び、その枠の中で作品を作るというというのが決まりです。


Textile Study Group of NY は1977年にコンテンポラリー、ファイバーアートを勉強していた New School の6人の学生たちが、ファイバーアートという分野を研究、習得していくためにレギュラーベースでミーティングを開き、さらなる発展を目指してグループを結成したが始まりです。
現在では多くのメンバーのアーティストたちが、アメリカ国内、また国際的に活躍しています。The Museum of Arts and Design, The New York State Museum, The Robert Hillestad Textile Gallery at Nebraska, その他多くのミュージアム、ギャラリーに出品しています。
そして現在は200人のメンバーを持つグループに発展し、初回から続いているミーティングにはゲストスピーカーとしてギャラリー•ディレクター、ミュージアム•キューレター、テキスタイル•ヒストリアン、名のあるアーティスト、テキスタイル業界で活躍する人々などを招き、レクチャーを開いています。

《 Textile Study Group of New York. Presents
  Yard Works  A juried exhibition of works by TSGNY        

September 21—November 16, 2016
Reception :  Thursday October 6,  6:00—8:00pm

Durst Lobby Gallery
1133 Avenue of Americas New York NY

Important  :10月6日のオープニング•レセプションの日は予約なしで入れますが、セキュリティーの厳しいビルディングなので、レセプションの日以外は通常、2•3日前に予約をしなければなりませんのでご注意下さい。
オープニング•レセプション以外の日に訪問したい場合は、下記へ予約を入れて下さい。

Viewing by appointment weekdays 8am to 7pm.
Email :  mailto: janusz@chashama.org

Catalog available at reception or on amazon.com
Sponsored by Chashama and the Durst  Organization


《鞍井綾音さん BOS Bushwick Open Studio に参加》

アーティストたちがそれぞれのスタジオのドアを開いて作品を見てもらう、オープンスタジオという形式が始まって久しいですが、ブッシュウイックが始めてのオープンスタジオを開いたのは2006年。近年ますますクリエイティヴな場所になっているブッシュウイックで10月の最初の週末にオープンスタジオがあります。
鞍井綾音さんが参加されます。鞍井さんのスタジオを訪れ、秋空の下、ブッシュウイックをそぞろ歩いてアートに親しみましょう。

Bushwick Open Studio
Studio of Ayane Kurai

95 Starr Street Brooklyn NY 11247
October 1, - October 2, 2016
12:00PM-6:00PM

Artist Statement

       I am a human first
       I happen to be a painter and Japanese born
      To display life,
      And to develop a Big heart
     are the most important techniques and goals for me.
     I believe
     that my paintings follow me and grow
     with me
     •••just because
    painting is the voice of my soul.


《大同大学(名古屋)情報学部情報デザイン科教授、横山弥生さんがディレクターを努めるグループ展、「J-TALES,民話グラフィックス14人展」のご案内》

横山弥生さんは1983年、学部油絵学科卒。卒業後、横浜美術大学、桑沢デザイン研究所などで教鞭を取り、現在は名古屋にある大同大学で情報学情報デザイン科の教授としてコンピューター•グラフィックスを教えています。また、アーティストとして、個展や、多くのグループ展にも作品を発表。昨年2015年にはニューヨーク、Medialia…Rack and Hamper Galleryで個展をされています。

JTALES
民話グラフィックス14人展》

日本の文化価値を発信することで熊本地震の被災者支援につなげたいと、大同大学プロダクトデザイン専攻の学生14人がGallery Max New Yorkで作品を展示する。日本の四季、説話、紋様などをモチーフに、切り絵やデジタルプリントで繰り広げる現代版「大和絵」の世界だ。作品は1点60ドルから販売され、収益はすべて日系人会JAA九州地震救援基金に寄付される。

場所 Gallery Max New York
   522 Broadway, suite401 (buzz 9) New York NY 10012
            212-925-7071
会期:10月14日(金)—11月3日(木)
時間:火曜—土曜 午前11時—午後6時 (日、月、は休み)
レセプション:10月15日(土)午後3時—6時

このグループ展は私たちの支部展と同じギャラリーで開催されます。コンピューター•グラフィックアートに興味のある方はお出かけ下さい。また、ギャラリーのスペースを見るのにもいい機会です。


筆:神舘美会子

企画、編集:小柳津美香

ニュースレターの発行は毎月1回です。情報記載ご希望の方は20日迄にご連絡をお願い致します。musabiusa@gmail.com